龍玄堂ブログ

人生のこと3 人生の目的

人は何のために産まれて来て何のために死んでいくか....


今回、この世に産まれて来た目的はなんなんだろうか....


そんな風なことを考えた事はないでしょうか?


私たち一人一人の衷心に宿る御霊(スピリット)は、肉体的生死のようなものはなく永遠の存在です。御霊(スピリット)は地上の生命体である、人の肉体に宿ることで物質世界であるこの世を経験する事ができるのです。

物質世界での経験と、その後の霊界での学びとが御霊(スピリット)を成長させます。

地上でなにを経験して来たか、何を大切に生きたかが、この世を終えた後に行く霊界を決め、またその霊界で、御霊(スピリット)が成長する為に地上とは異なった学びの経験が始まります。

霊界での学びの後、また地上に産まれて来るにあたって、今回どんな事を経験するのか、何かしらテーマがある筈です。しかし、産まれて来る時は一切を忘れたかの様にしてこの世に降り立つのです。

御霊(スピリット)にとって必要な経験が出来るであろう条件の整った環境のもとへ産まれてきます。そこから先は、人に与えられた選択の自由、自由意志によってこの世を経験していきます。

今生での経験のテーマに何となく気付いたり気付かなかったりしますが、それに沿って生きるも生きないも、自由意志に任されています。

そしてまた、この世で人としての寿命を終えた時、問われます。




「何を大切にしてきたのか?何を経験してきたのか?」





いわゆる、閻魔大王に問われるのです。

私は閻魔大王さまは高次の自己だと解釈しています。

嘘偽りなく、自身の事を一番知っている存在です。その自分自身に対して肉体を抜けた後、一生を振り返って釈明しなければならないとしたらどうでしょう。

霊界での学びをもとに何かしらのテーマをもって肉体に宿り、そして何を大切にし、何を経験してきたのか。

一生の出来事を肉体に宿っているときの自身の目から観た視点だけでなく、客観的であったり、多角的な視点で自分の人生の出来事を眺め、自分の経験はどんなものであったのかを改めて違う角度から知る事ができるでしょう。



そして、改めて問われます。





「何を大切にしてきたのか?」




人生の目的は何ですか?

今、今生を生きながらにして御霊(スピリット)の持っているテーマに気付き、高次の自己の示唆する生き方が出来るとしたら、それを選びますか?

人には自由意志が与えられています。

望めば与えられます。

望まなければ与えられません。



目的を持っていない人も沢山います。

持っていないなりの人生の経験になります。




今の人生の目的は何ですか?



御霊(スピリット)の示唆する方向でしょうか?




自由意志によって選択は自由です。

積極的に生きるも、流されて生きるも、どちらも経験ではあります。




何を大切にし、どんな人生を望みますか?





すべての人々の人生が輝ける経験でありますように!

人生のこと   2014/12/31   mituru