まったく初めて遭遇したもの
考えてもみなかったことに出会ったとき
思考は「心の領域」の素材のどれをどのように使えば
良いのか分からなくなる。
また、それを理解するための素材が存在しないことも。
数学に詳しくない人が、高度で専門的な数式や公式を
見たときと同じである。
見た事のある数字とアルファベットが組み合わされて並んでいる
その一つ一つは知っているが、その公式が何を現しているのか
まったくわからない。
でも、それを知る為に、基礎的なところから理解していくと
その数式や公式が現しているものが理解できるようになる。
それを知る為の素材が蓄積されていって、思考が効率よくそれらを
選択して思考し、理解に到るからだ。
私はなぜここに存在しているのか?
人はなぜ産まれてきて死んで行くのか?
人生の永遠のテーマとも扱われるこれらの問いも
自分の領域にあるものを知ること
神について知ること
宇宙の理を知ること
これらのことを知り、理解を深めることで
その答えがみえてくる。
理性を働かせ、客観性を保ち、感情を完全に支配することで
真実を知る事が出来るのである。
感情的で、主観的で、不公正に特定の思い込みでこれらを理解するならば
それは真実からかけ離れたものとなる。
真実からかけ離れた理解で生きていくと
人の修業発展、霊性の向上の妨げになるのである。
もし、自己の霊性向上、修業発展を望むのであれば
数式を理解する為には基礎から学ぶことが必要であるように
自分の領域にあるものを知る事
神について知る事
宇宙の理を知る事
は不可欠なことです。
勿論、
理性を最大限に働かせ
常に客観的な視点で物事をみて
感情を完全にコントロールして!